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運送会社に依頼するメリットや契約の流れをわかりやすく解説!

 

業務の中で、個々に運送の手続きをするのも一つですが、運送会社と『運送委託契約』を結ぶことを検討してみませんか?

運送委託契約とは、運送に関する取引の基本的な内容を決め、それに従って継続的に運送業務を委託することです。

今回は、運送会社と委託契約を結ぶことのメリットや、契約の流れをわかりやすくご紹介します!

 

 

<メリット>運送会社との契約でコスト削減!

運送会社と契約を結ぶことで、どんなメリットがあるのでしょうか。

それは『コスト削減』です。

一定以上の運送を運送会社に依頼する場合、法人契約料金や大量発注割引といった形で、ほとんどの場合、通常の運送料よりも安く利用することが可能となります。

数が多いと梱包材代もかさみますが、こちらも割引価格で利用できる可能性があります。

発注数に応じて、交渉が可能な場合もあり、交渉次第ではより大きなコスト削減が期待できるでしょう。

 

また、発注ごとの支払いではなく、多くの場合月ごとの契約で支払金額が決まるので、経理手続きが効率的になるという点もメリットです。

自社で物流機能を持っている企業であっても、運送量が増えたり、人員不足になったりと、なにかしら自社内で解決することが難しいケースもあるでしょう。

こうしたケースでも、外部の運送会社を利用することで解決できる可能性があります。

求人広告費や、突発的な車両の修理費用なども削減することができるでしょう。

 

 

運送会社との契約の流れ

運送会社との運送委託契約を結ぶ際の流れをご紹介します。

 

①条件を伝える

運送会社に運送に関する条件を伝えます。

伝えるべき基本的な条件には、以下のようなものがあります。

 

・運送する物の内容
・運送する物の大きさ
・運送する距離
・月間の出荷予定数
・出荷頻度

 

また、この時点で以下の点も確認しておきましょう。

 

・安全、品質に関する取組み
・万が一の場合の補償

 

対面で打ち合わせを行うこともあれば、電話やオンラインで行う場合もあります。

オンライン上のフォームに必要事項を入力するパターンもあるでしょう。

 

 

 ②見積もり確認

条件をもとに見積もりをだしてもらい、内容をしっかりと確認しましょう。

不明な点があれば、契約を決める前に必ず確認します。

見積もりは1社だけではなく、複数の運送会社から出してもらって比較検討してください。

相見積もりをとることで相場をつかむことができますし、交渉材料にすることもできます。

相見積もりをとる場合は、相手側にもそのことを伝えておいた方がスムーズに進められるでしょう。

 

 

③契約書作成・契約

最も納得がいく見積もりを出してくれた運送会社と、運送委託契約を結びましょう。

運送会社を選ぶときは、金額だけではなく、納得のいく顧客対応や補償内容かどうかもよく確認してください。

契約時には『運送委託契約書』を作成します。

口約束だけで取引を開始するケースも多々見受けられますが、後々「言った・言わない」といったトラブルにつながるリスクが高いです。

必ず、契約内容を書面化することをオススメします。

こうした契約書をきちんと作成してくれる運送会社であれば、信頼できるという一つの判断基準にもなるでしょう。

『運送委託基本契約書』『覚書』『発注書』の3つを作成するのが一般的です。

それぞれの内容についてご紹介します。

 

・運送委託基本契約書

大きな変化がない、基本的な内容を取り決めて記載します。

この部分は、変更されることは少ないです。

運送会社・荷主のそれぞれの遵守事項や責任の範囲、損害等が発生した時の補償内容などを記載します。

 

  覚書

必要になった際に、その都度取り交わすのが覚書です。

運賃や燃料費、付随業務の内容、その費用など、定期的に見直しが必要になる内容を覚書として取り交わします。

 

・発注書

運送業務を実際に委託するごとに作成するのが発注書です。

積込みや荷卸しの数量、日時、場所など、運送の都度内容が変化するものについて記載します。

 

 

まとめ

運送会社と契約を結ぶことで得られる最も大きなメリットは、コストを下げられる点であるといえます。

運送コストだけでなく、時間的コストや人的コストも抑えられる可能性があるのです。

よりメリットを享受するためには、契約を結ぶときに複数の業者から見積もりを取り、納得のいく金額や契約内容で契約を結ぶようにしましょう。

 

契約を結ぶ際には、見積もりの金額以外の視点をもって業者を選ぶことをオススメします。

条件を伝えているので、見積もりが出た時点で依頼したい内容物や依頼したい運送エリアが対象外ということはないかと思いますが、どんな車両で運送するのか、再委託されることはないのか、安全管理意識は高いのか、顧客対応力はあるのかなどのポイントを踏まえて、安心して依頼できる運送業者と契約を結ぶようにしてくださいね。

 

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