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EC事業者におすすめの配送方法(配送業者)の選び方

新しくECサイトをスタートするにあたり、利益や運営に大きな影響を及ぼすのが配送方法や配送業者の選び方です。最適な配送方法を選ぶことができれば、利益やECサイトの評判を高めることができるので、慎重に検討したいですよね。
そこで今回は、おすすめの配送方法(配送業者)の選び方をご紹介します。新しくECサイトを開設する方はもちろん、現在運営中のECサイトの配送費用を見直したいと考えている方も、是非参考にしてください。

 

 

配送方法(配送業者)を選ぶ基準

 

配送方法(配送業者)を選ぶにあたり、どんなポイントを基準にしたらよいか、オススメの選定基準をご紹介します。

 

コスト(配送料金)

まず押さえておくべきは、配送料金です。配送料金が高ければ、ECサイトの負担で配送する場合のコストが高くなりますし、購入者負担の場合は送料無料店舗や配送料金の安いサイトに負けてしまう可能性があります。安定した運営を続けていくためには、ランニングコストとなる配送料金をできるだけ抑えることが必要です。
利用者側は当然、できるだけ送料を安く送ってほしいと思いますし、送料無料で購入することに慣れてしまっている方が多いです。取り扱う商品にもよりますが、基本的には送料無料(○○円以上送料無料の場合も含む)で対応する前提で、どれくらいまで配送料金を支払えるかという視点をもって考えてみましょう。

 

 

スピード(配送日数)

『今日頼んだら明日届く』『午前に頼んだら当日届く』といったスピード感も、利用者にとっては大きな魅力です。翌日・即日配送とまでいかなくても、少しでも早く購入した商品が届いてほしいという方が多いでしょう。追加料金を支払ってでも早く配達して欲しいというニーズも高まっています。配送方法によってベースとなる配送日数は異なってきますし、翌日・即日配達を行うのかということも検討しておく必要があります。
スピード配送に対応している配送業者を選ぶことは大前提ですが、昨今の配送量の増加に伴い、希望しても対応してもらえない可能性もあるので、対応可能な業者を探す必要がある場合もあります。

 

 

クオリティ(安全性)

配送料金が安くても、大事な商品の取り扱いが雑であれば、段ボール箱にへこみが生じたり、商品が破損したりといったトラブルが発生する可能性があります。せっかく早くお客様のもとに到着しても、商品が破損していては返品・交換の手続きをしてもらわなければならず、満足度は低下しますし、ECサイト側としてもコストがかかってしまいます。安全な取扱いに十分な配慮があり、万が一破損や紛失が起こってしまった場合に補償をしてくれる配送業者を選ぶようにしましょう。
また、配送追跡を行うことができる業者を利用すると、企業もお客様もより安心できますよ。

 

 

代引き配送対応の有無

代引き配送に対応してもらえるかどうかも、1つの重要な選定基準です。
昨今キャッシュレス決済が普及してきていますが、ECサイトをよく利用している若年層の中にはクレジットカードを所持していない方も多く、そういったケースで代引き配送を選択する方も多いです。また、やはり商品を見てから料金を支払った方が安心だと感じる方も一定数いらっしゃいます。代引き配送に対応している配送業者を利用することで、漏れなく利用者のニーズをカバーすることができるでしょう。

 

 

宅配便とポスト投函便の選び方

 

同じ配送の中でも、宅配便とポスト投函便の大きく2種類の配送方法があります。
宅配便とポスト投函のどちらを選んだら良いのかを判断するために、それぞれの特徴とオススメのケースをご紹介します。

 

宅配便の特徴とオススメのケース

宅配便は、対面(宅配ボックスや置き配も有)で荷物の受け渡しをする方法です。日時の指定も可能です。
様々なサイズの荷物を送ることができ、冷蔵・冷凍商品にも対応してもらえます。
また、ポスト投函と比較して補償額も大きいことが多いです。
・ポストに入らないサイズの商品がある。
・冷蔵、冷凍商品の取り扱いがある。
・高額商品の取り扱いがある。
・代引き配送に対応したい。

 

 

ポスト投函便の特徴とオススメのケース

ポスト投函便は、その名の通り配送物をポストへ投函することで配達完了となる配送方法です。ポストに入るサイズに限られますが、宅配ボックスなどがなくても不在時に受け取ってもらうことができ、何より配送料金が安いのが魅力です。ただし、宅配便と比較して補償額は低いです。
・小さく、軽いサイズの商品を取り扱っている。
・低価格帯の商品を取り扱っている。

 

まとめ

 

できるだけ配送料金を安くしたいという思いが強くなると思いますが、それだけではなく、配送スピードや配送の質(補償)の部分も抑えておかなければ、結果的に利用者の満足度の低下・ECサイトの評判の低下につながってしまいます。まずは自社の取扱商品やターゲット層を確認し、今回ご紹介した選定ポイントを意識して配送方法や配送業者選んでみてください。
宅配便とポスト投函便に関しては、両方を上手く使い分けて配送できるのがベストです。両方の配送方法に対応しているかはもちろん、両方の料金やサービス内容をよく比較して選ぶようにしてくださいね。

 

 

京阪神エリアの「輸送・保管・荷役・流通加工」に関してのご相談は、水岩運送株式会社までご相談ください。
https://mizuiwa-un.co.jp/

お客様と共に考えさせていただき、最適なご提案を致します。